さいとう伸一の
政治活動報告

多くの信頼を得て、はじめて成し得る 皆さまの声をカタチに


 東日本大震災で被災された皆様に、心からお見舞いを申し上げます。生活再建と復興に向け、私も最大限の努力をしてまいります。 地震発生後から地域を歩きました。保土ケ谷区内でも、ブロック塀の倒壊や道路・歩道の一部に亀裂が走ったり、ある集合住宅では倒壊の危険性はないもののほとんどの家具が倒れ不安な日々を過ごす方、連日の余震で夜は倒した座イスで仮眠程度しかとれないという方、ご近所同士で食料を分け合うなど、皆様が懸命に努力しておられました。
 このような中、公明党として林市長に対し、3回にわたり緊急要望を行いました。皆様からの声を要望書というカタチにして、被災者への迅速な支援、市民への正確な情報提供、被災地から避難される方々の円滑な受け入れと枠の拡大等、刻一刻と変化する状況に対応すべく行政と共に全力を尽くしているところです。
 また、18日の市会本会議では、震災対策のため16億8千万円の補正予算を議決、さらに国に対して迅速な対応等を求める決議を行いました。被災された皆様のために、あらゆる手立てを講じ動き働いてまいります。
皆様の声を大切に
 さて、皆様のご支援により市会議員として2期8年間働かせていただきました。この8年間、一番大切にしてきたものは、何といっても日頃からいただく皆様の声であり、いわゆる「市民相談」です。その件数も4,800件となりました。
 「皆さまの声をカタチに」が私のモットーです。街を歩き、どれだけ多くの皆様の声をいただくか、その声に対して誠実にスピーディーに対処していくか。そしてその声を政策としていかに横浜市政に反映させていくのか。365日通して常に心がけてまいりました。
前提は「議会改革」
 選挙に初挑戦した8年前。私の対話集会が終わり80歳を過ぎたであろうご婦人が「斉藤さんは若いから、私のひざの痛みは分からないでしょう」と言われました。その通りでありました。何事も自分が経験して初めて実感できるものですが、人生における経験には限りがあります。 だからこそ、私は皆様の声をいただき、どこまでその人に寄り添いわが事として受け止めることができるのか、このことが何より大切であると思います。そして、そうした思いの中から、市民生活に直結した、市民に喜んでいただける本当の政策が生まれるのだと確信します。
 このような姿勢で、今後取り組むべきこととして、
  1. 震災の被災者支援、復興に向けた支援、今後の防災対策の拡充
  2. ゲリラ豪雨による浸水被害を想定した「内水ハザードマップ」の作成
  3. 高齢者が安心して生活できる「支え合う地域社会」の構築
  4. がん、うつ病、脳血管・アレルギー疾患対策の拡充
  5. 出産環境の整備と児童虐待防止策の充実
  6. 中学校昼食の充実
  7. 犯罪被害者等への支援体制の構築
その他様々な取り組みが必要ですが、その前提として「議会改革」が大切です。議員がわが身を律し、議会がどういう仕事をしているのか、皆様の信頼を得てはじめて本当の仕事ができると思います。より一層皆様の声をカタチにすべく奮闘します。