さいとう伸一の
政治活動報告

道路局決算特別委員会局別審査にて質問(10月10日)


 10月10日に行われた道路局決算第一特別委員会局別審査にて質問を行いました。

 詳細は下記の通りになります。

1.平成14年度一般会計歳入・歳出決算について
 平成14年度一般会計歳入・歳出決算について、「不用額等」「財源の確保」などに関した幾つかの質問を行いました。

 また、市民生活に一番身近な道路の修繕や、「駅まで15分」道路整備事業などの市単独事業についても、非常に重要な事業であることから、今後とも補助事業と同様に必要な事業費が確保されるよう要望しました。

2.相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業について
 地域住民の長年にわたる悲願ともいうべき「相模鉄道本線星川駅天王町駅付近連続立体交差事業」が平成14年度に着手されました。

 私は、これに関する質問を行うと共に、今後とも地域との連携を十分に図り、周辺住民の立場に立った事業の推進に努めていくよう訴えました。

3.駅まで15分道路整備事業について
 「駅まで15分道路」整備事業は、都市計画道路などの幹線道路に接続するバス路線や、将来バス路線となる既存道路の拡幅整備など、道路ネットワークの形成に寄与する事業となります。

 この事に関し、幾つかの質問を行った後、今後は市民の要望を的確に把握し、特に将来を見据え、人口増が見込まれる地域を先行的に整備するなど、限られた財源を工夫して事業を進めてもらいたいと要望しました。

4.橋梁の架け替えと保全更新計画について
 横浜市では、高度成長期の道路交通需要の増大に対応し、道路整備を急務のこととして進めてきましたが、非成長の時代を迎えた今日、既存施設の効率的な利用を図ることが重要であるとし、橋梁の架け替えと保全更新計画などについて質問を行いました。

 そして、将来の財政的負担を平準化するためには、適切な時期に適切な補修・補強を行うことで施設の延命化を図ることが必要で、今の時代に予算措置も含め、特に合理的・効率的な保全の体制を確立することが重要であり、それとともに、構造・機能・景観など将来を見据えた観点が重要と述べました。

5.環状2号線の環境対策について
 環状2号線のような幹線道路整備は、市民生活の利便性・安全性の向上という大きな効果をもたらす反面、騒音等の環境問題を引き起こすと思われます。

 これに関し、「騒音対策」「川島地区での、当初予測交通量と現在の交通量について」「今後の対応について」など質問を行いました。
 また、環状2号線のような幹線道路の整備に際しては、地元住民の意見・沿道環境に配慮し、十分な環境対策を講じるよう強く訴えました。

6.人にやさしい道路づくりについて
 「交通バリアフリー法」が平成12年度より施行されたこともあり、高齢者や身体障害者などが利用しやすくするため、道路をバリアフリー化し、人にやさしい道路にすることが全国的に推進されている事を踏まえ、いくつかの質問を行い、今後、全ての人が安全で安心して利用できる、人にやさしい道路づくりを目指す必要があると述べました。