昭和43年2月4日、斉藤家の長男としてこの世に誕生。子どもの頃は心身ともにとても弱かった。
「僕はなぜ生きているのだろう?」
「年をとったらどうせ死ぬのに何で学校(幼稚園)に行かないといけないの?」
「なんで勉強しないといけないの?」
「なんで友達と遊ばないといけないの?」
と、いつも頭の中でモヤモヤしていた。
子どもにしてはめずらしく、リウマチ・偏頭痛を持っていて幼稚園・小学校には本当に行きたくなかったから、よくズル休みをしていた。
そんな弱気で、何の希望もない自分なので、学校に行くと、いじめられた。そのことがさらに学校に行きたくないという気持ちを強くさせた。そのため小学校4年生ぐらいまでは、学校をよく休みがちで成績も悪かった。
そんな私にも転機がおとずれた。
小学5年生の頃、「あばれはっちゃく」というテレビ番組に出てくる活発な主人公の姿をみて、
「どうせ生きるなら、僕もこうなりたい。おもいっきり生きたい。」
と思った。 |