現在、日本における女性の乳がん検診受診率は約14%、子宮頸がんは約20%と、OECD主要国では最下位という実状です。
また「乳がん」で亡くなる国内の女性は年間約1万人と増加傾向にあり、「子宮頸がん」でも2400以上の大切な命が失われています。
子宮頸がんは定期的な検診でがん細胞に変化する前のウィルスが発見できれば、ほぼ100%治すことができるといわれており「早期発見、早期治療」が非常に重要となるのです。
このような現状を踏まえ、先日行われた第2回市会定例会において、「女性特有のがん」をテーマにした議論を行いました。そして横浜市では、国の「女性特有のがん検診推進事業」に基づき、市内在住の女性のうち一定の年齢に達した方に「乳がん」「子宮頸がん」検診の無料クーポン券と検診手帳を9月中に交付し郵送する事になりました。
◆お問い合わせ横浜市健康福祉局保健事業課/?671-2453 |